みなさんは週にどれくらいお風呂に浸かっていますか?
近頃はシャワーで済ましてしまう方も多いのではと思います。
特にこれからの暑い季節、入浴は敬遠しがちに。
でもお風呂って実は浸かったほうが色々と良いことがあります。
しかも入り方や温度によってその効果が異なるのはご存知でしたか?
今回は入り方の特徴とともに健康やダイエットに効果的な入浴方法をご紹介します!
入浴で得られる4つの健康効果
【リラックスと負担の軽減】
単純に一息つくというだけではありません。
お湯に浸かることにより浮力で身体への負担が軽減されます。
特に関節などは常に負荷がかかった状態から解放されるのでとても効果的です。
【血流改善で新陳代謝が活発に】
ダイエットには欠かせない新陳代謝!
お風呂に浸かるだけで自動的に活発になってくれます。
また血流が良くなると肩こりや足のむくみの解消に効果的です。
【水圧を利用したストレッチ】
プールを思い出してみてください。
水の中で身体を動かすと普段より重たく感じますよね。
その抵抗を利用してストレッチすると血行促進とともに効果が大幅にUPします。
しかしお風呂が広くないとできないところが少し難点です…。
【美肌効果】
お風呂に浸かると自然と毛穴が開きます。
そのため素手で洗うだけで十分に汚れを落とすことができます。
スポンジなどを使わずにキレイになるので肌への負担も少なく済んで一石二鳥!
悩み解消!5つの効果的な入浴方法
ダイエットをしていると避けられないことがあります。
食事制限などによりお肌が荒れたり、偏りがちな栄養による体調への影響ですね。
サプリやコスメも良いですが、入浴でもカバーすると効果UPです!
健康面も含めて悩み別に効果的な入浴方法をまとめてみました。
疲れている | 眠れない | ダイエット効果 UP |
冷え性改善 | 美肌効果 | |
風呂 温度 |
38℃~40℃ | 40℃前後 | 40℃ | 40℃ | 38℃~40℃ |
入浴 時間 |
10分~15分 | 20分 | 10分 | 15分 | 15分 |
【疲れているとき】
ぬるめのお湯に程よく浸かりましょう。
静水圧のマッサージ効果が得られるため疲労に効果的です。
同時に血流が活発になるのでデトックス効果も期待できます。
ほかにも副交感神経の働きが高まりリラックス状態となるため精神的な疲労を癒してくれます。
【眠れないとき】
人は体温が下がるときに眠くなります。
そのため布団に入る時間の1~2時間前にお風呂に入りましょう。
40℃前後のお風呂に少し長めに浸かることで充分に身体を温めます。
お風呂から上がると身体は1~2時間かけてゆっくりと体温が下がります。
そのタイミングで布団に入ると心地よく眠ることができます。
【ダイエット効果UP】
「運動前の入浴」
運動前に40℃前後のお風呂に入りましょう。
体が温まった状態で運動に移ると脂肪が燃えやすくなります。
また筋肉や関節がほぐれて柔らかくなるので怪我の予防につながります。
「運動後の入浴」
運動直後の入浴はNG。
運動による身体の疲れが抜けていないため、身体に負担がかかり疲労回復が遅れます。
少なくとも30分ほど時間を空けて入浴しましょう。
すると負担がかかることなく血流が良くなるので疲労回復効果に期待できます。
また、ダイエットにはお風呂から上がった後にストレッチをすると効果的。
入浴によって筋肉や関節がほぐれた状態なので無理に筋肉を伸ばすことなく負担が軽減されます。
【冷え性改善】
よく半身浴が良いと言われますね。
しかし冷え性の場合は全身お湯に浸かっ
また、熱いお湯だと充分に入浴する前にのぼせてしまいます。
そのため40℃ほどのお湯に15分程度が望ましいです。
手足など末端冷え性の場合は30℃ほどのお湯と40℃のお湯に交互に浸けると効果的です。
風呂桶にお湯を溜めておけば良い温度まで下がるのでシャワーの温度を変更しなくても可能です。
【美肌効果】
入浴そのものがデトックス効果があるので美肌にも効果があります。
しかし42℃などの熱いお湯はNG。
熱すぎるお湯に入ると痒みを起こすヒスタミンが分泌されます。
かえってお肌に悪いので温度には気をつけましょう。
また長時間の入浴もお肌には良くありません。
潤いを保つ皮脂やセラミド成分が流れてしまうためです。
お肌のためには入浴は15分程度にして程よく温まりましょう。
子どもに最適な入浴方法は?
こちらは余談ですが気になったので少し調べてみました。
知らないこともあったのでお子さんがいらっしゃる場合はぜひ参考にしてください。
【入浴時間は15分~20分】
長くお風呂に浸かると水圧により身体に負担が。
子どもは大人と比べても体力が少ないので長くても20分くらいが良いです。
入浴しながら遊ぶことも多いと思うので入浴時間には充分注意してあげてください。
【お風呂の温度は38℃~39℃】
大人にとってはぬるいくらいの温度ですね。
しかし40℃以上の熱過ぎるお湯だと交感神経が刺激されて身体が興奮状態になります。
目がさえて寝つきが悪くなる可能性があり逆効果になってしまうことも。
39℃前後のお湯に浸かることで子どもの身体に負担をかけずリラックスして入浴できます。
【夕食直後の入浴はNG】
食後は胃や腸などが活発に動いているため消化器官に血液が集中しています。
入浴で血の巡りが良くなると消化器官への血液が減ってしまい、消化機能が低下します。
そのため消化不良、吐き気などを引き起こす原因となりかねません。
できれば夕食後に1時間ほど間隔を空けてから入浴するようにしましょう。
まとめ
入浴には1日の疲れを流してリセットするという重要な役割があります。
毎日入浴するのですからちょっとした工夫で効率良く入りたいですよね。
お子さんがいるご家庭ではお風呂担当は交互がベスト。
子どもと入るときは子どもに合わせて、1人の時はゆっくり浸かりましょう。
またはお風呂上がり後の身体を拭くところから交代して、自分はお風呂に浸かるのも良いですね。
時々でも良いので出来るだけお風呂に浸かる機会を作りましょう!
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